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オペラを楽しむ会 音符の動画

隔月1回、ビデオ、LD、DVDを使って、KLAきってのオペラ通である青戸統子先輩の名解説で同じ演目を数種類見くらべ、聴きくらべして、オペラの醍醐味を楽しんでいます。

青戸先輩のおかげで、このオペラ勉強会も入門編を終え、少し重いものも楽しむ中級編に入りました。オペラの快楽もいよいよこれからです。お申し込みはどうぞお早めに。   

 

今年の4月から2年間、オペラを楽しむ会の世話役をさせていただくことになりました岸川萌木です。
オペラを楽しむ会では、オペラに精通されている青戸さんが毎回厳選してくださったオペラの名舞台の映像を、大阪慶応倶楽部のゆったりした椅子に座り大きなテレビ画面で皆さんと鑑賞しています。
お茶の時を挟んで、あるときは熱心のあまりお茶は後回しにして、平均3時間ぐらいかけて鑑賞します。また、ダイジェスト版で素晴らしい歌手の名場面を見比べるときもあります。 家ではそのような時間をなかなか編み出せないことが多いと思いますし、しかも青戸さんの解説付きで貴重なひと時だと思います。出欠をとったり、会員になるとかはありませんので、興味のある演目のときだけでもご参加ください。
茶菓の準備のために、参加される時は連絡をお願いいたします。 なお、お昼前11:50の集合ですが、昼食は出ません。お弁当持参で早めに来て大阪慶応倶楽部で召しあがる方もいらっしゃいます。
今後ともよろしくお願い致します。          岸川萌木 




次回♪「オペラを楽しむ会」のお知らせ♪
     

次回の「オペラを楽しむ会」は忘年会をかねて下記の要領で行うことになりました。 各自、一品ずつ持ち寄ってのランチタイムとその後に、軽い音楽映画などの鑑賞を予定しています。
気ぜわしい師走のひと時を、皆さまと楽しく過ごしたいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています!

日時:
12月12日(木)午前11時集合

会場大阪慶應倶楽部
(大阪市中央区北浜3-2-12 北浜永和ビル3F) 
TEL. 06-6202-0516

会費:1500円(大阪慶應倶楽部へ会費300円)

演目:「菩提樹」(「サウンドオブミュージック」の原型となった映画)

申込:担当の岸川までご連絡下さい。

締切:12月9日(月)

参加費1,500円の中から、柿の葉寿司、クリスマスの和菓子、食後のコーヒー、紙皿などはこちらで用意いたします。 持ち寄りの一品はお料理でもフルーツでも、ワインでも、何でも結構です!


「2013年10月31日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

岡本千寿

オペラの会 仮面舞踏会を観て。

待ちに待ったオペラの会。
今日の作品は、ヴェルディの「仮面舞踏会」。
仮面舞踏会と云うと、ジャニーズの少年隊の歌「仮面舞踏会」を思い浮かべる。
ミーハーな私で、ごめんなさい。(笑)

オペラの「仮面舞踏会」は、実際にあったスウェーデンのグスタフ三世の暗殺事件を題材にした、歴史的に興味深い話であった。
まず、びっくりしたのが、スウェーデンという国が、帝政ロシアよりもドイツよりも、ヨーロッパで非常に力を持っていたという事。
今では、熟した福祉国家というイメージしかないが、昔は、権力を持った国であったという事にびっくりした。
さすが、バイキングの国。

次に、物語は、グスタフ三世とグスタフ三世の忠実な側近の妻との恋が、側近にバレて、仮面舞踏会で暗殺されるという話であるが、実際は…というと…。
グスタフ三世が、スウェーデンのジャガイモを主原料とするお酒、「アクアビット」を国の専売品とするという事に反抗した下級貴族のピストル暗殺であった。
実際、スウェーデンの博物館には、暗殺された当時、グスタフ三世が着ていた服が展示されており、背中に銃弾の後が生々しく残っている。

私は、学生時代、このアクアビットを使ったカクテルを飲んで、大酔っ払い、大学の教授のお家に泊まらせて頂いたという、恥ずかしい思い出があり、今だに、先生と友人と会うと、アクアビットというコトバを言われています。(笑)

私達が見せて頂いたのは、1990年の、舞台衣装も華やかな素晴らしい作品であった。が、1941年生れのドミンゴが1975年に英国コベントガーデンで、グスタフ三世役で出演している作品も見せて頂いた。
今から、40年前のドミンゴは、痩せていて、すごく男前であった。声にも張りがあり、ステキであった。

最後に、仮面舞踏会という一つの作品から、青戸さんが、たくさんの知識と教養、歴史的事実を、教えて下さった事に感謝します。

オペラの会は、いつも私は半分、心地良すぎて、寝てしまいます。いい場面になると、青戸さんが起こして下さいます。
今回も前半、大居眠りをしてしまいましたが、面白いビデオを三本も見せて下さいました。 オペラの会は、あたしの数少ない「憩いの場所」。
これからも、よろしくお願いいたします。


2013年10月31日 オペラを楽しむ会へ 青戸さんのご案内
     

10月に入ってようやく涼しくなりました。ほっとすると同時に疲れがどっとでてきます。オペラの選択のついでに、昔の懐かしい映画が出てくると、ついそれも見てしまいます。昨日は1960年代のプレスリーで午後 を過ごしてしまいました。当時の若く甘い彼の歌はやはり素敵です。

さて、今年はヴェルディ生誕200年なのに、一度も取り上げてませんでしたが、今回はヴェルディの作品です。あちらではよく取り上げられるし、私も大好きなオペラ、「仮面舞踏会」に致します。この映像は十指に余るほど持ってますので、迷って迷って、ミラノかメトロポリタン、はた又コヴェントガーデン,ライプツイッヒか・・?、歌手もドミンゴ 、パバロッティ、スコーラ他若手の・・と、結局三本にしぼり、やっと二本にしました。やはり、ドミンゴは千両役者ですし、2005年のも悪くないから、又ドミンゴ? などと言われるのも嫌なので、考慮中。

この物語はかつて北方の獅子と言われたスウェーデンの没落を盛り返す中興の祖と いわれたグスタフ3世の実話に基づいてますので、後でその歴史的背景や宮殿、王の衣服などの記録も持参いたします。

20年前、メトで見た時の舞踏会の場面は、3階まで花で飾られた王宮の美しい舞台でしたがその直後日本へ引っ越し公演した時は(上野の文化ホールだったか)天井がつかえて装置が入らないのか、回廊が2階までしかなかったこと、カクテルグラスが、行き交う幕間の豊かなひとときが、トイレの行列とコーヒーの行列で、ごった返している有様に幻滅したことを思い出します。それと、オペラの歌手たちは、お洒落をして見に来てくれると、とても嬉しいのですが、数年前でも、未だにセーターで来る方がいらっしゃるのにはがっかりです。 どんなに高価でもセーターはセーターですからね。

では皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

           

「2013年9月12日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

米澤洋子(49年卒)

「学生王子」に乾杯!青春に乾杯!

 記録的だった猛暑も影をひそめ、装いも一歩秋へ。一足飛びに、落ち葉を踏みつつ過ぎ去りし日々を思う季節にならないかなあ・・、なんて思っていた矢先の今回のオペラの会。  

 演目は、古き良き時代のハイデルベルグを舞台にした音楽映画「学生王子」(Student Prince、1954年)だった。原作はドイツのマイヤー・フェルスターによる五幕劇『アルト・ハイデルベルグ』(1899年発表の自作小説を1901年に戯曲化)で、日本では1913年に松井須磨子が初演したほど人気の芝居である。青戸さんのコメントによれば、旧制高校のすぐれたドイツ語教材であったとか。私も独文科の学生だった頃、白水社版を朗読し、王子カールと町娘ケイティの悲恋にうるうるしながら、ドイツ語文法を学んだものだった。ご多聞にもれず、ハイデルベルグに憧れ、銀座のゲルマニアへと繰り出した。

 さて、今回のアメリカ版は、日本では当時の皇太子ご成婚に合わせて上映され、大変な人気を博したそうだ。見どころは甘いマスクのカール王子(シェークスピア俳優・エドマンダ・バーダム)の歌の吹き替えをしたテナー歌手のマリオ・ランツァの美声と吹き替えなしで歌うケイティ役のアン・ブライスの明るい演技である。舞台は重厚なドイツのはずなのに、いかにもアメリカ的で、ポップで派手な衣装も気にならない。大型犬を連れ歩く学生軍団と蓋付きジョッキが唯一、ドイツ的と言えばドイツ的、これはこれで成功している。「「乾杯の歌」に胸が躍り、「セレナーデ」の美しさが心に沁みた。

 その後再会を果たした二人。「my only love」と別れを告げる王子、「your first love」と返すケイティ。やはり女性は古今東西、賢くて優しい・・。結ばれぬ初恋。青春は不滅だ!

 愛を奏で、青春を謳歌するマリオ・ランツァは並みのテナー歌手ではない。どんな人?

 アン・ブライスもこの映画でアカデミー賞の候補になった。  

 ということで、続いて本日のもう一本を鑑賞した。「歌劇王カルソー」(1951年)である。不世出のテナーと言われたナポリ生まれのエンリコ・カルソーを未亡人の手記をもとに描いた音楽伝記映画である。「学生王子」では声だけのマリオ・ランツァがカルソーを堂々演じ、妻のドロシー役は何とケイティのアン・ブライスだ。この組み合わせがあったから、「学生王子」ができたのだ。これでミュージカルとオペラがつながった!

 「風の中の羽根のように」(リゴレット)に始まる、劇中でマリオが歌う数々のアリア。「星は光りぬ」も「冷たい手を」も絶品、「道化師」には胸を衝かれ、アイーダの最後の場面も印象に残った。その後、48歳で生涯を閉じたカルソー、評価されながらも正式のオペラ歌手になれず、38歳で夭折したマリオ。二人の軌跡を重ねると、オペラに人生を賭けた栄光と悲哀が浮かび上がってくる。貴重なフィルムを提供してくださった青戸さんに感謝申し上げます。贅沢な時間でした。


2013年9月12日 オペラを楽しむ会へ 青戸さんのご案内
     

異常に暑い夏ですね。遂にアメフトの学生の犠牲者がでましたが、甲子園はどうかしらと 案じられます。

さて、今回は音楽映画です。1954の映画ですが、当時大ヒットで大変な人気でした。ジグムント・ロンバーグ作曲のミュージカル。題名はStudent Prince「学生王子」ですが、 原作はドイツのマイアーフェルスターの「Alt-Heidelberg」。旧制高等学校でのドイツ語のサブリーダーとして、広く読まれたものです。甘くて切ないロマンティックなストーリー!ハイデルベルグにいらした方は多いと思いますが、私はハイデルベルグのお城やネカー川、向こうの丘を見て、少女ケティや、ジョッキを持って 歌う学生達が見えるような気がしたものです。

ドイツの小国の王子が、ハイデルベルグ大学で勉強した老家庭教師の勧めで、修行の為に 大学に来て堅苦しいお城から離れて青春を楽しむのですが、ロンバーグのメロディが素敵で、又、ハンサムな王子の見事な歌はカルーソーの再来と言われたマリオランツアの声です。幾つになっても、この映画が忘れられない人が多い中、私が執念でネットで探して、アメリカから送らせました。日本で私一人かもと、未だに夢のようです。 1990にリメイクしたものだけに、映像も綺麗ですが、全編英語です。でも、外国でミュージカ ルやお芝居をご覧になるつもりで、頑張って下さいませ。幸い昔のパンフレットを持っているの でコピーして、お渡ししますから筋に困る事はありません。平易な会話ですから大丈夫! アメリカのよき時代のテイストです。
気に入っていただければ幸せです。                 

「2013年7月25日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

岸川萌木(50年美学卒)

いきなり真夏の暑さに襲われた日でした。ちょうど天神祭の日で大阪の街には浴衣姿の若い人たちが目につきました。  

今回は、歴史に残るマリア・カラスの歌声と、100年に一人と言われるテノール歌手、ファン・ディエゴ・フローレスによる「連隊の娘」のハイCのアリアを堪能しました。これも後世に伝わる歌声にちがいありません。


●1958年12月19日「レジョン・ドヌール勲章受章者共済会のための慈善コンサート」パリ国立歌劇場にてマリア・カラス35歳の絶頂期、パリ デビューの舞台です。このコンサートの演奏会後は大ロビーで豪華なパーティが催されたようです。フランス第4共和制最後の大統領ルネ・コティが公式の場に姿を見せた最後の機会だったそうです。他にもブリジット・バルドー、ジュリエット・グレコ等の顔も見えました。  

この日のプログラムは、前半がガラ・コンサートで、
後半がジョルジュ・セバスチャン指揮、マリア・カラス、ルイ・リアラン、ティト・ゴッビによる「トスカ」の第2幕のみのオペラ公演という特別なものでした。このトスカは、配役も完璧な組み合わせと言われているそうです。  

スカルピオなる悪役の提督のティト・ゴッビは、「歌役者」と評せられるほど演技もうまく、高い鼻の整った風貌や立ち居振る舞い、歌にも悪のすごみを感じます。この世の美しいもの、良きものをすべて権力によって手に入れようとする恐ろしい欲深さと執拗さ。その対極にマリア・カラスの演じる清く美しい歌姫の存在が気高く輝いています。最後の三分間は歌がありません。殺したスカルピオの横に燭台を置くトスカの静かな動作。死にたいする尊厳の意思なのでしょうか。この演技はマリア・カラスの創作と聞きます。  

マリア・カラスの声はどのソプラノ歌手の声とも似ない、ただ「美しい」だけでは表現出来ない、太く強く深く。そして、スレンダーな身体から出る圧倒的な声量!「別格ね!」という賞賛の溜息が参加者のみなさんのうちにありました。  

パフスリーブの細身のロングドレスを来た彼女の姿と声はオペラの女性歌手というより、神から歌を託された気高い御使いのよう。


●ファン・ディエゴ・フローレスは歴代のテノール歌手のほとんどが出来なかった[連隊の娘]の中のハイCのアリアをやすやすと歌います。何と美しい響きでしょう!  

観客の拍手に応えて2回繰り返し歌った日もあると言います。ハンサムな容貌と輝かしい声。人柄の誠実さも伝わってきます。珍しいメイキングビデオを拝見出来ました。オペラ座の舞台裏や練習風景などを興味深く楽しみました。

大阪慶応倶楽部からの帰路は、天神祭の混雑を避けて歩いて大阪駅まで帰るつもりが、道を間違えて、祭りの時代行列が通る場所に出てしまいました。馬に乗ったお公家さんや美しい着物姿の女性達、可愛いお稚児さんを、運良く、目の前で見物することになりました。すこし風が吹いて、近くの川面にさざ波がたっていて暑さもさほど気になりません。この日は普段の生活とは比べものにならない、五感に贅沢な1日でした。


青戸先輩、いつも素敵な映像を用意して下さりありがとうございます!


2013年7月25日 オペラを楽しむ会へ 青戸さんのご案内
     

暑い日と涼しい日が交互に巡ってきますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?
さて、7月25日には、ドニゼッティの連隊の娘をお約束してました。セヴィリアの理髪師の伯爵役のファン ディエゴ フローレスの声をもう一度お聴きになりたい方はいらして下さい。
ジェノバのカルロ フェリーチェ劇場での舞台ですが、メトのやたら賑やかで長い演出のより、きりっとまとめてます。あの輝く声をふんだんに聞かせてくれますが、後半は練習と実際を上手にまとめてある盤にとりかえて、オペラ座の舞台裏を見せながら二幕のストーリーも楽しめるようにしたいと思ったりしてますが、これはその場で皆様とご相談いたしましょう。
それと、おまけ?を一つ。
1958年にマリアカラスが初めてパリにデビューした時の映像を入手しました。 大統領夫妻出席で、全観客がタキシードとイヴニングドレスで、カラスを迎えるところと、最後のトスカの2幕は、カラスの伝説の声と演技が凄い!です。これぞオペラ!とうなってしまいます。怒涛のような観客のブラボーの嵐もいつか、全部通して観て頂きたく存じます。


「2013年5月9日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

徳田幸絵

オペラの会「アンナ・ボレーナ」

5月9日(木)。ワクワクしながら大阪慶應倶楽部へと向かう。
前回初めて参加させていただいたのが今年の2月。「3か月ぶりくらいかな...」 と思いながら淀屋橋の駅で下車。駅から会場までの道のりは覚えているはず だった...のだが、駅の出口が何番だったかを忘れてしまい、駅員の方に うかがいつつ、どうにか会場へ到着。
私が到着した頃には、すでに何人かの方がおみえになっていて、楽しく談笑 されている様子。「こんにちは~」と挨拶しながら入室すると笑顔であたたかく 迎えていただいた。


さて今回の演目は「アンナ・ボレーナ」。
前回参加させていただいたときの演目(「フィガロの結婚」)とはまた違い、今回は 悲劇の作品とのことで、ちょっとドキドキものだったが、予想以上に綺麗なメロディや 歌唱力に感動!!ストーリー的には悲劇で、男性社会そのものという印象を受けた。 「やっぱり結婚って大変なのかしら...」とちょっぴり感じつつ、素敵な音楽と歌唱に 酔いしれながら鑑賞。


ちなみに「アンナ・ボレーナ」は、ヘンリー8世(ヘンリー7世の次男 1491~1547) が英国国教会を成立させるきっかけとなり、その後国王に処刑された実在の英国 王妃アン・ブーリンの悲劇を描いたドニゼッティの出世作。
ウイーンフィル・デビューとなるスーパースター、アンナ・ネトレプコと、人気絶頂のメゾ・ソプラノ、 エリーナ・ガランチャとの共演が話題を呼んだ(ウィーン国立劇場、2011)。


鑑賞を終えて、改めて出演者のみなさんのバイタリティに感動した私は、 「やっぱり体力って大事だわ!」と改めて痛感。早速、帰り道は徒歩で淀屋橋から 大阪駅へ。ヒールを履きながらのウォーキング(?)もなかなか大変...と思いつつ、 どうにか到着。体力づくり、まだまだこれからかな。


・・・


皆様とも久しぶりにいろいろなお話ができて大変有意義なひとときでした。 ありがとうございました。
次回もまた楽しみにしております!


2013年5月9日 オペラを楽しむ会へ 青戸さんのご案内
     

皆様こんにちわ。

少し遅れましたが、お許し下さいませ。
総会後も他の会の総会、来客、月に1度のお薬を頂きにバスに乗って往復した夜、疲れて、三本足のスツールの上でこっくり眠 ったらしくて後ろへ転倒!119を呼ぶ前にPCで、頭頂部打撲を検索して、とりあえず横になりました。朝はもうすっきり・・ で一件落着しました。


さて今回は悩みました。結果として、前回まで、楽しい作品が続きましたので、一転、悲劇となりました。
ドニゼッティの最初の出世作「アンナ・ボレーナ」です。つまり アンブーリンと言えばご存知でしょう。ヘンリー8世の王妃で、エリザベス1世の母。王は最初の王妃キャサリンに女子しかなく、後継者欲しさに教皇庁と悶着を起こした末、アンと結婚しましたが、又もや女子なので、その侍女ジェーンシーモアと結婚しようとして、アンに罪状をでっち上げて、処刑します。アンもジェーンも夫々エドワード1世、3世の血を引く名門貴族の出です。ウイーン国立歌劇場2011年の舞台。今、旬のソプラノ歌手アンナ・ネトレプコと、人気絶頂のメゾソプラノ歌手エリーナ・ガランチャの共演は話題を呼んだそうです。
どちらも美しいですし、カラスやサザーランドも歌った作品です。
お楽しみ下さい。青戸



「2013年3月8日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

鶴井美根子

3月8日久しぶりに出席させて頂いた。久闊を叙す喜びもそこそこに、夫々思い思の席につく。 「セビリヤの理髪師」の序曲はいつ聞いてもワクワクする。
青戸さんの解説の通り、大男のフィガロと小柄なアルマヴィーヴァ伯爵の身長の差に笑ひ声。喜歌劇と知れる。
さて、200年も前の作品が延々と愛され続けているのはなぜだろう。私は耳目をそば立てる。 理髪師が何故作品の重要な地位を占めているのだろう。
現代の我々がイメージするのは街の散髪屋さんだ。
夫が通ふ理髪店主、理髪師は下世話な噂話から政治批判まで何でもござれだそうだ。美容院でも当てはまると思ふ。彼等は刃物を許された専門職であり、従って師の称号で呼ばれる。
昔の殿様や権力者はいつ喉頚をスーッとと云った恐れが無きにしもあらずと何かで読んだ。信頼関係が必要。彼は客の耳元で囁くことが出来る。邸にも出入り自由、信頼されている。フィガロが歌う「私は町の何でもや」で稼ぐ人物である。信頼も金が媒介するだろう。
で今回は金満家の若き伯爵と多額の相続をする娘ロジーナの恋のとりもちをする。お得意様の意向は無視することにする。報酬が違う。伯爵はバルコニーの下で、楽士達に大判振舞。フィガロにも相応の約束をしているだろう。
愛にも金の力か。もっとも伯爵の対抗するバルトロはいかにも老猾な色と欲が見え見えだが。 娘の後見人で叔父でもあるバルトロが伯爵の恋敵。
オペレッタには伯爵や男爵といった庶民に近い貴族が皮肉たっぷりに演じられていることが多いと思う。
おかしかったのは伯爵が内ポケットから爵位を示す何やらをチラリと見せて、騒ぎを優位に治める場面だ。お馴染みの水戸黄門様や浅見警視総監を髣髴する。
結局バルトロは執着を捨て、金を得て納得したらしい。
このハッピーエンドの喜劇にも身分や金がプンプンと匂わせられている。
後日譚は「フィガロの結婚」。
いつの世も変わらぬ人間や人生の機微が面白い。
フィガロ役のゆったりとのびのびと演じ歌う素晴らしさ。
伯爵役の息の長い美しい高音に酔ひしれたことは申し上げるまでもない。


「2013年2月5日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

さあ、「フィガロの結婚」だ!                 
                          米澤洋子(S49卒) 

 
 立春を過ぎたとはいえ、まだまだ風が冷たい2月5日。「千客萬来」の額に迎えられ、ほぼ一年ぶりの参加であった。演目はモーツァルトの「フィガロの結婚」。1786年に作曲されたこのオペラの名を知らぬ人はないだろう。たとえ、全編を観たことがなくても、「恋とはどんなものかしら」や「もう飛ぶまいぞこの蝶々」の軽妙で心躍る旋律を聞けば、「ああ、この曲か」と、思い当たる人は多いはずである。台本はフランスの劇作家ボーマルシェによる、喜劇『セビリアの理髪師』(1775年)の続編『狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚』(1784年)で、後作の『罪ある母』(1792年)と合わせて「フィガロ三部作」とも呼ばれている。『セビリアの理髪師』は、1816年にロッシーニがオペラ化し、こちらも有名である。登場人物は同じなので、両方を同時に鑑賞するのも一興である。もし、モーツァルトが長生きをして、『セビリアの理髪師』もオペラに仕立てたとしたら、どんなアリアが生まれたのであろう。ローッシーニには悪いが、一寸楽しい空想である。惜しむべし!  
 
 今回は青戸さん一押しの、1991年ザルツブルグイースター音楽祭版である。ハイティンク指揮のベルリンフィルといい、伯爵(トマス・アレン)・伯爵夫人(リューバ・カザルフスカヤ)・フィガロ(フルッチョ・フルラネット)・スザンナ(ドーン・アップショウ)・ケルビーノ(スザンネ・メンツァー)といった要の配役もバランスがよく、文句ない出来であった。バルバリーナ役の尾畑真知子の熱演も嬉しかった。
 舞台は18世紀のセビリア、領主のアルマヴィーラ伯爵の目論む「花嫁の初夜権」の復活を阻止しようと奮闘するフィガロとスザンナ。伯爵夫人の協力を得て、二人が引き起こす人物模様はお馴染みであるが、騒動の度に惜しみなく披露される数々の楽曲の素晴らしさは、何度聴いても飽きない。名作とはそういうものである。特に第2幕の伯爵夫人の、夫の不実を嘆くアリアの美しさは秀逸で、強烈な貴族批判ゆえに上演禁止の憂き目にもあったこのオペラに、揺るぎない品格を与えている。さすが、モーツァルト。  
 
 華麗な序曲に始まり、無事に伯爵の策略から逃れたフィガロとスザンナが結婚式を迎える大団円までの全4幕は、長丁場にも拘らず、オペラという大衆芸術の魅力を余すところなく伝え、観る者に心地よい疲労感すら残してくれる。ちなみに三部作最後の『罪ある母』は1964年にダリウス・ミヨーによりオペラ化されるが、伯爵夫人との間に不義の子を設けたケルビーノは自殺し、伯爵夫人は苦悩の果てに修道院に入る。その子レオンは20歳の時にマルタ騎士団に入るという顛末である。フィガロはここでも活躍する。
 
 オペラの後は、2月恒例の青戸さんを囲む「お誕生日会」で盛り上がった。美味しいケーキを前に話の花が咲き、あっという間の終了時刻。人が集うことはやはり愉しい。



「2013年1月6日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

                          安田佳代
 KLA オペラの会 「ナブッコ」


KLAの集いで、出会った同級生のお誘いで参加した「オペラの会」。青戸先輩が選定されたより抜きのオペラの舞台鑑賞が楽しいのはもちろんのこと、その後ご一緒にお茶をいただきながらのおしゃべりが楽しくて、毎回のように参加させていただいています。

今年最後のオペラの会の演目は「ナブッコ」。バビロニアの王ナブッコ(ネブガドネザル2世)とその娘である二人の王女と敵国エルサレムの貴族の愛憎劇です。 エルサレムがバビロニアによって侵略され、エルサレムの貴族の若様と嫡出の王女が恋に落ちる。そして、横恋慕する庶子で野心家の姉娘。ナブッコ王は奢りのあまり自らを神と言いだしたため、神罰を喰らって正気を失い、そのすきに姉王女に王位を纂奪されてしまいます。

報われぬ恋の恨みと嫡出故に王位継承者とされた妹王女に激しい嫉妬を抱いた姉王女は、妹と恋人の貴族の若様もろともエルサレムの民を死刑にしようとします。ここで踏みにじられたエルサレムの民が歌い上げるのがかの有名なイタリアの第二の国歌と名高い「行け我が想いよ、黄金の翼に乗って」です。

その後、正気を取り戻したナブッコ王が率いた軍隊により姉王女の謀反は制圧され、善良な妹王女その恋人、そしてエルサレムの民衆は救われます。王はエルサレムの民を開放し、最期を悟った姉王女は服毒し、妹とその恋人に詫びながら死んでいく、、、というお話です。 興味深いなと思ったのは、悪役である姉王女が大きな役割を果たしていて、善良なる妹王女はどちらかというと脇役だったこと。勧善懲悪でもなく、悪女がヒロインにもなりうる、これは、オペラならではなんではないでしょうか。


「2012年9月19日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

                          北畑十思子(44年文卒)

 オペラの会探検記


9月19日(水)適塾の前に立つ。ハテ、大阪慶應倶楽部は、その前だと聞いたけど...それらしき建物なし。いえいえ本体は目の前のビルの3階、静かな一室にあった。入口に、各関西三田会の写真が貼ってある。すでに十名ほどが、にこやかに談笑。おずおずと、自己紹介する。まあ、どうぞどうぞと、前の席を勧められる。これは、かなり良い「ばらの騎士」だと、先輩がカラヤン指揮のDVDを見せて下さる。正真正銘全くの音痴である私だが、主人曰く、小学生でもよい音楽はわかる。そのとおり。美しい歌声と豪華な舞台装置に圧倒。ソプラノって無理無理、声を出して、キイキイ叫ぶという先入観を打ち砕かれた。何故だか分からないが、言葉とメロディが一体化しており、歌っているのか、話しているのかの区別がつかないほど。小鳥のように美しい声で囀っている。へーえ、良いものっていいなあと、いうのが私の感想。今は、もう本人にお目にかかれない、聞くことができない名歌手エリザベート・シュワルツコップの歌声がカラヤンのまたまた美しいという他の形容詞が見つからない演奏にのる。なるほどと、聞きいる。これは決しておせいじではない。オペラといえば、「カルメン」とか「セビリアの理髪師」しか思い浮かばず、「バラの騎士」って、なあに?という具合だが、、、美貌の中年婦人が年齢の衰えに、悩み苦しみ、若い恋人と若い美女の仲を取り持つといったものである。皆さま、実感するわね、、、切実ね、、、と感想を述べられておられた。大人のオペラなんだ。細かいことは分からないけどれど、今までの公演の中で、これぞというものが見られるのは楽しい。貴重である。
次回は「ナブッコ」???11月28日(水)だそうだ。皆さまも一見の価値があるのでは。  


                            

「2012年5月29日オペラを楽しむ会」 レポート 
     

                             平越真澄(47年文卒)

 家を出るときは晴れ、会場に着く頃は大雨、荒れ模様の天候もなんのその、ピリオド奏法(その時代の演奏)ではじまった「コジ・ファン・トゥッテ」(女はみんなこうしたもの)のオペラの世界に引き込まれていきました。
 あらすじは至って簡単、二人の姉妹の恋人が戦争に行く(これは貞操を試すための騙し)間に、彼女らが他の男性に心変わりするか男たちが賭けをするが、結局一日で彼女らは心変わりしてしまうという話です。
 「愛」に至上価値をおく時代、ワグナーやべートーヴェンなどモーツアルトのこのオペラを酷評したけど、二十世紀になって再評価された作品だそうです。
 確かに、変装を見抜けない不自然さやモラルのなさなどを感じましたが、それがかえって滑稽でもあり、また人間臭くもあり、さらに二重唱、三重唱・・六重唱という様々な重唱が繰りひろげられる絶妙さには、すっかり魅了されてしまいました。さすが青戸さんの選曲だけあり、美男美女の若手の有能なオペラ歌手たちが登場し、すばらしい歌唱力でした。
 遅れましたが、見せていただいたのはロンドン郊外、貴族の館、グラインドボーンの2006年音楽祭のもので、舞台装置はシンプルですがかえって歌
の世界に入り込めました。青戸さんの説明によると、このグラインドボーンは1934年に資産家ジョンがオペラ歌手であった妻のために建てたもので、後に改築されて今の劇場になったということです。あ~あ!それこそが真の愛なんだと思いました。
素適なオペラをどうもありがとうございました。


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