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オペラを楽しむ会(2010年感想)

2010年12月17日 オペラを楽しむ会レポート  



「ヘンゼルとグレーテル」1982年メトロポリタン歌劇場公演ライヴを鑑賞しました。 今回は、童話ということで、親しみやすく、わかりやすいことで、少しではありましたが、 気持ちにゆとりを持って、観賞することが出来たように思いました。
序曲が、これから 始まるオペラへの期待に膨らみ、流れるように心に浸み入って来ました。
女性歌手の人達が、澄んだきれいな声で歌い上げる素晴らしい曲は、楽しく、心地良く、美しく響き ました。
音楽だけでなく視覚的にも、とっても楽しく素適なメルヘンの世界を作り上げて いることに感動しました。

YOSHIKO.K

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2010年12月17日 オペラを楽しむ会への青戸さんのコメント



さて、12月はフンパーディンク(1854~1921) 作曲の「ヘンゼルとグレーテル」にします。
フンパーディンクはワグナーに傾倒してワグナー家の家庭教師になったほどですが、ワグナーの楽劇の技法を用いていながら 、ワグナーの世界とは全く異なった童話を題材としたオペラを書きました。
リヒャルトシュトラウスが絶賛したというこのオペラは、子供に聴かせるつもりで連れて行った大人たちが心を奪われるほどの 作品となりました。
実はLDで私が持っているのも1981年グルベローバ出演の良いものですが、今回お見せするのは、1982年メトロポリタン歌劇場公演ライヴです。
ヘンゼルにはチェネレントラで シンデレラになったフォン・シュターデが少年役で歌います。
元来クリスマスには、バレエなら「くるみ割り人形」、オペラは「ヘンゼルとグレーテル」が多いのですが、皆様には子供っぽ過ぎるかしらと遠慮した嫌いがありました。
でも今回久々に見て、ほんとに、これは、大人も引き込まれる舞台です。特に魔女に食べられそうになったグレーテルが反対に魔女を釜戸に押し込んだ時は、客席からドッと拍手が沸いて、きっと皆固唾を呑んで観ていたのでしょう、私も手を叩いてましたから・・・・。 歌手達が揃って美しい上に演出もファンタジックで素晴らしくて、おそらくこの舞台は 最高の盤の一つと思われます。
  それではどうぞ、楽しみにしてくださいませ。 青戸

2010年10月6日 オペラを楽しむ会レポート  



舞台は波乱多き1500年代のスペイン、史実をもとにシラー (ドイツの詩人、劇作家、ベートーヴェン「第九」の『喜びの歌』の作者)が書いた歴史大河ドラマを ヴェルディがオペラ化した『ドン・カルロ』。
 いろんな作品の中、青戸さんの一押しの作品でドミンゴ(27年前のスマートで素適なドミンゴ)のドンカルロ、 ギャフロフのフィリッポ2世、ミレッラ・フレーニのエリザベッタ、フルラネット(青戸さんのお気に入り、若くてハンサムなのに長老役)の宗教裁判長、 レヴァインの指揮という最高傑作のもの。このような素晴らしい作品を秋の午後のひととき、鑑賞いたしました。
 舞台装置の重厚さ、衣装の華麗さ、さらに人間の心底にある孤独、嫉妬、虚栄、信仰、愛・・そして命の儚さ、 それらを抜群の歌唱力で歌い上げられた3時間半、22の瞳(出席者11名)はずうっと輝き、酔いしれていました。
 どれもこれも心に残る歌詞でしたが、特に感動したものを書かせていただきます。


*エリザベッタとの結婚生活の寂しさをフィリッポ王が歌う(これは先日のコンサートでホセ・ファンダムが歌った曲)
『一人寂しく眠ろう』
  「わしに愛情など抱いていないのだ。けだるい夜が続く・・・わしの生涯に暮色が現れる時、あのエスコリアルの墓の中、 暗い円天井の下で、一人眠ろう」

*ロドリーゴ(カルロの親友)がカルロの身代わりになる時の
『私の最後の日』
  「私の最後の日が来ました。神が天上で我らを引き会わせてくれるでしょう。最後の吐息もあなたのために死ぬものに とっては喜びの吐息です。私は死にます。でも、心は幸福です。このような救い主をスペインに残すことができたからです。 フランドル(今のベルギー・オランダ、プロテスタント)をお救いください。」

*エリザベッタが自分の運命をカルロに歌う
『世の空しさを知る神よ』
  「天上のより良い世界でまたお会いしましょう。永遠の未来が私たちのために鳴りはじめました。 天上の主の御前で見出すでしょう。憧れの喜び、幸福を!地上ではいつも逃がしてしまう喜びを」  
いい音楽は心の栄養になることを実感させていただきました。
感謝いたしています。

平越真澄(47年文学部)  


2010年10月6日 オペラを楽しむ会への青戸さんのコメント



今回は1983年 メトロポリタン劇場「ドンカルロ」です。
スペイン王子カルロス役はプラシド・ドミンゴ、その婚約者だったフランス王女エリザベッタがカルロスの父王フィリップ二世の王妃とされる悲劇から始まります。
王妃はミレッラ・フレーニ、王はフレーニの実生活の夫、ニコライ・ギャウロフ。
ヴェルディのオペラはどれも素晴らしいのですが、その中でもこのオペラはシラー原作の歴史上実在の人々のドラマであり、 内容の複雑さと奥深いことは第一でしょう。
個人と国家の間で、名誉と義務のために個人の幸せが打ち砕かれ、教会の圧迫と専制には、つくづく中世の暗い恐ろしさに身震いします。
又,それを表現する音楽の美しさと高貴さは、最高の歌唱能力を持つ歌手達によってのみ可能とされる最高傑作と言われてます。
ザルツブルグでの音楽祭のカレーラス主演はいつか又ご覧下さい。参考に一応持参いたしますが・・。ではお元気で!青戸

2010年8月6日 オペラを楽しむ会レポート  



仮面を被った2人が美声を競う。コンテストのハイライトがそのまま題名「仮面の中のアリア」に。 コンクール会場にいる招待客もこの映画の観衆もジャンかフィシャーか区別がつかない。
にくい演出。ソフィーとともに3人が迫力ある声を堪能させてくれる。  歌のほかにベルギーの豪華なお城を舞台に、しばし夢の世界へ誘う。ちょっぴりロ マンスを織り込んでラブシーンのサービスも。
耳に心地よいフランス語(わからない から、ほんわかとなる)、素敵な役者。  名作を居ながらにして鑑賞させていただき幸せ。
もっと長生きしよう。ありがとう ございました。                                      重田勇 (34年 法・政治)

2010年8月6日 オペラを楽しむ会への青戸さんのコメント



暫く旅行してましたので予告が遅くなり、申し訳ありませんでした。
次回は「ナブッコ」を(バビロニア王ナブッコのヘブライ攻略に際しての物語ですが、妻と子供を亡くして どん底にあった29歳のヴェルディが救いを激しく求めた中で作曲したもので、囚われのヘブライ人が 祖国への思いを歌う「黄金の翼に乗せて」の合唱はイタリア統一運動の力の一つになったことは、 以前ヴェルディの生涯という映画でお見せしました)するつもりでしたが、 もう一つ是非見ていただきたい古い映画があるのです。
「仮面の中のアリア」といい、実に美しい叙情的な画面と全編に流れるオペラのメロディーが 台詞以上の効果を挙げていることが、オペラの知識の有無で随分違うことに気がつきます。 (心配しなくてもフォローします!)
特に最後の歌手達の競演は椿姫の超難度のソプラノ「ああそはかの人か」「花より花へ」の最中に 突如割ってはいるテノール!見事な演出から最後までため息が出るほどの出来栄えです。
どちらにするかは、当日皆様にお任せしましょう・・・・ああ、困った!。青戸

2010年6月10日 オペラを楽しむ会レポート 
                               

土佐堀川に潮の香のする初夏の一日、「オペラを楽しむ会」にお邪魔させて いただきました。何年前のことか思い出せないほどのインターバルでしたが、常連の皆さまは快く迎えて下さいました。 まずはお礼を申しあげて、ここからは拙いレポートです。
今回の演目はロッシーニ作『チェネレントラ』、そう童話『シンデレラ』を現実の世界に置き換えた オペラ・ブッファです。不朽の名作『セビリアの理髪師』の翌1817年に、25才にして、僅か24日間で書いたと聞けば 驚きですね。
鑑賞した作品は、1981年ウィーンの映像版(クラウディア・アバド指揮)で、メキシコ美男(フランシスコ・アライザ) のラミーロ王子とアメリカ美女(フレデリカ・フォン・シュターデ)のシンデレラの組み合わせはまさしく絵になってい ました。
心踊る序曲が私たちをミラノスカラ座へと誘います。ストーリーは言わずもがな、幸せな結末へ導くための オペラならではの仕掛けと工夫が随所に用意され、緩急自在な彼の楽曲の一つ一つと見事に調和しています。 単なる童話を芸術作品にまで高めた完成度は、さすがロッシーニ。継母が継父に、硝子の靴が腕輪に、 魔法使いが家庭教師に代わるなど、全編これヤマ場で、飽きることがありませんでした。
中でも、家庭教師が哲学者(ロッシーニとも重なる)に姿を変え、失意の底にあるシンデレラを励ます歌詞 「神は善を押しつぶすことを見逃さない」は、このオペラの副題「善意の勝利」とも響き合って、ロッシーニの正義 と弱き者への眼差しを感じさせました。
最後のオペラ『ウィリアム・テル』とも通底する温かさですね。配役のバランスも見事でした。 文句なく楽しく、思わず「シンデレラストーリー」にハマってしまいました!
おやつまで頂ける楽しい午後をありがとうございました。
そうそう、ロッシーニは1792年2月29日生まれですね、青戸さん!
(1974年文学部卒 米澤洋子)

2010年6月10日 オペラを楽しむ会への青戸さんのコメント



皆様と隔月にオペラを楽しむようになったのが1998年でした 。
初めのうちはハイライトだけを楽しんでいましたが、そのうち、一演目づつしっかり見たいとの皆様からの ご要望で、2000年から本格的に始まりました。
道化師、ナブッコ、愛の妙薬、アイーダ、椿姫、セビリアの理髪師、薔薇の騎士、ホフマン物語、 こうもり(フォルクスオパー)、ドンカルロ、ボエーム、ローエングリン、トラバトーレ、マノンレスコー、 チャルダッシュの女王、ルチア、フィガロの結婚、オペラ座の怪人、ファウスト、仮面舞踏会、 コシファントッテ、タンホイザー、メリーウイドウ、オテロ、歌劇王カルーソ、ドンジョバニー(ザルツブルグ)、 トゥーランドット、ピーターパン、魔笛(ザルツブルグ)、スペードの女王、トスカ、エルナーニ、 マリッツア伯爵夫人、リゴレット、ロミオとジュリエット、ミニョン、アンドレア・シェニエ、デルモナコのオテロ、 サザーランド引退公演こうもり、オーケストラの少女、ヴェルディの生涯魔弾の射手、シャモニーのリンダ、 彼等に音楽を、連隊の娘、サムソンとデリラ、ジプシー男爵、魔笛(NY)ミレニアム記念椿姫、 未完成、こうもり(グラインドボーン)、ドンジョバニー(ケルン)etc.etc・・・・・と。
いずれも選りすぐりの映像をお見せしてきたなあと感慨に耽ります。
やはり、有名なオペラは何といっても悲劇喜劇に関わらず、素晴らしいです。途中から入られた方々にも、繰り返してご覧いただけるよう致しています。
つい長くなりましたが振り返るのもよろしいでしょう?
さて、次回は ロッシーニの La Cenerentola (読めない?チェネレントラです。つまりシンデレラのこと) 1981、ウイーン、クラウディオ・アバド指揮、フランシスコ・アライザ、とフレデリカ・フォン・シュターデという メキシコ系美男、アメリカの美女ですから、役に相応しい歌手で、ホッとします。
時間があればファンディエゴ王子のも! (こちらはシンデレラがいまひとつ感・・中々二人が揃うことはないのですよ。)  

2010年4月19日 オペラを楽しむ会レポート 
                               

春がようやく眠りから覚めたように空気が暖かくなった日の午後でした。 大阪慶應倶楽部の窓を開けると、眼下に適塾の緑がしずかなオアシスを作っています。
今回は、1991年ケルン劇場で演じられたモーツアルト作「ドンジョバンニ」で、主役のドンジョバンニはトマス・アレン。
ドンファンの成れの果てというテーマの有名なオペラですが、 モーツアルトの音楽は頬をなぜるやさしい風のように心地よく、午睡に誘われるのです。
はっと我に返るのですが、またこっくりと…。
お隣に座った初めて来会された重田さん(大阪慶應倶楽部)は気づかれたかしら。 でも、最後で最大の山場、悪徳の限りを尽くした主人公が審判される場面では我に返り眼と耳をこらします。


たしかに演出はオーソドックスで目新しいものはないようですが、おそろしい音楽とすごい迫力のバリトンの声で十分!
それまでの三時間に及ぶ道程、愛らしいアリアや牧歌的な旋律などもあり、すっかり弛緩した気持ちがぴりりと引き締まり、 地獄落ちの最後のおそろしさへと登りつめていきます。

変化に富んだ素晴らしい音楽を十分に楽しめました。
たくさんのソプラノを聴きくらべることもできました。
特にアンドレア・ロストは容姿もですが、声も輝くばかりに美しかった。 トマス・アレンの昔のロックンローラーみたいな髪型には笑っちゃったけど…。


帰り道、裁きの恐ろしさは消えて、くちびるの上にはモーツアルトのメロディーが懐かしそうに残ってマシタ♪ 岸川萌木(1975年美学卒)

2010年4月19日 オペラを楽しむ会への青戸さんのコメント



前回、ロンドン郊外 貴族の館グラインドボーンでの”こうもり”は好評で良かったです。 喜劇役どころアイゼンシュタインに正統派役にこそ相応しいトーマスアレン というのは皆がビックリでしたが、リクエストを受けて今回はそのアレン演じるモーツアルト 作曲”ドンジョヴァンニー”です。
1991年ケルンでのオペラ、指揮者ジェームス・コンロン、そしてあのミヒャエル・ハンペの演出の音楽 とのコラボは見事です。
歌手は世界的バリトンのアレンの他にその従者に私の大好きなフェルッチョ・フルラネット、 ふられて追っかける女性はキャロル・ヴァネスという豪華さ。
誘惑されそうになる村娘にはアンドレア・ロストがここでデビューしました。
父親を殺された令嬢と 婚約者は役柄上パッとしない損な役ですが歌手達も何となく・・・うう
とにかく、従者レポレロのカタログの歌は有名、騎士が村娘ツエルリーナを誘う二重唱も好きです。 お楽しみにどうぞ!

2010年2月16日 オペラを楽しむ会レポート 
                               

 2月の「オペラを楽しむ会」では、今年になって初めてということもあり、華やかで楽しいウインナ・オペレッタの代表「こうもり」を観ました。
今まで色々なバージョンの「こうもり」を見せていただきましたが、今回のものは比較的オーソドックスでありながら端々に小気味よいエスプリのきいた楽しい演出のもので、甘い軽やかなウインナワルツに身をゆだねているうちに、あっという間にストーリーは大団円の幕切れとなりました。

「こうもり」  1874年  ヨハン・シュトラウス作曲

    主演   トーマス・アレン(アイゼンシュタイン)
                 
          パメラ・アームストロング(ロザリンデ)

  2003年ロンドン郊外サセックス・ダウンズの「グラインド・ボーン」劇場でのもの。この劇場はなんと(!)大地主のクリスティというオッチャンが、ソプラノ歌手の妻のためにたてたもので(何か後ろめたいことでもあるのかしらん・・)ここではテレビ中継で働く人たちも、みんなディナージャケットを着るのだそうです。すごい!
                           

「こうもり」を楽しんだあと、今月は青戸先輩のお誕生月ということで、皆でハッピーバースデーを歌いコーヒーとケーキでお祝いをしました。
青戸さん、本当にいつもいつもありがとうございます。
口に出して言う人も言わない人も、心のなかでは感謝して(たぶん)いると思います。(笑)今年もよろしくお願いしま~す。

                        川嵜千恵子 (47年文卒) 報

2010年2月16日 オペラを楽しむ会への青戸さんのコメント


皆様お正月は如何でしたか?三が日が終わってもお忙しいことと思います。それに、1月はなんといっても新年会が目白押し。
かく言う私も9日までは久し振りに静かな日々でしたが、それからはクラッシュしながらどちらを取るべきか或いは掛け持ちになるか31日までフリーは3日あるやなしやと。その中を選別するのは夜中の作業となりました。
今回2月とはいえ、未だお屠蘇気分が残ってられる事と、楽しくオペレッタで参りましょう!そして、今回も当日皆さんとご相談の上どちらか選んで下さいませ!
一つは、2003年ロンドン郊外の貴族の館、グラインドボーンでのヨハン・シュトラウス作曲”こうもり”もう一つは2004年のメルビッシュでのカールマン作曲のマリッツア伯爵夫人です。
こうもりは、演出もせりふもずっと現代的。でも昨今の行き過ぎ演出でもなく、中々どころか、とてもよく出来たこうもりです。
それに、主役のアイゼンシュタインに英国一の歌手、ドンジョバニー役なら随一のトーマス・アレンですから皆大喜び!
マリッツア伯爵夫人は、数ある中でこれは久し振りに見ましたがやはりメルビッシュです。舞台とは違って、
湖水をバックに広々した中で序曲の間中、ひよこや、めんどり、犬たちのコミカルなダンスに大喝采。
どちらも甲乙つけがたく楽しいですから乞うご期待!   青戸

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