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オペラを楽しむ会(2006年感想)

2006年11月のオペラ勉強会レポート
    日時:11月27日(月) 10:30〜15:30
    演目:オテロ(1887年初演 ヴェルディ作曲)

今回はデルモナコのオテロです。1959年2月4日、東京宝塚劇場での実況録画、NHK思い出のイタリア歌劇のLDで、デルモナコもヤーゴ役のティトゴッビも1915年生。44歳の全盛時で、姿も声も演技も最高です!
デズデモーナ(オテロ夫人)もきれいですよ、と青戸さんのお墨付き。

大東亜戦争が終わった年、私は旧制中学の一年生でした。爆撃で焼け出され、疎開先で迎えた敗戦は、軍国少年を茫然とさせもしましたが、暫らくして空襲の心配がなくなった安堵感をしみじみと味わい始めたその頃、はからずも巡り合ったのが、エボナイトのSP盤と手回し蓄音機でした。
金属針が払底し、竹の針を削りながら、トスカニーニやワルターがどんな人かも知らぬまゝ世の中にこんな美しい音があるのかと聴き惚れたものです。
それから60年、なまくらクラシック音楽ファンは「来るもの拒まず、去るもの追わず」ただゝゞ漫然と耳を楽しませてきたのですが、5年ほど前、楽器の中で一番美しいのは人の声だと思うようになりました。
男性、女性を問わずソロもよし、合唱もよし。宗教音楽に興味を覚え始めるに従い、その美しさは倍加するばかりです。
そんな折りにお誘いを受けたのが『オペラ勉強会』です。
少し大袈裟ですが、観、聴きしたのは生まれて初めて、食わず嫌い以前の段階です。
しかも当日の目次はシェクスピア4大悲劇の「オテロ」。一緒に付いてきてくれた河合楽器勤務の従弟が、出だしから重々しいのは大変、途中で投げ出すのではないかと心配顔でした。しかし、杞憂でした。デル・モナコ、ドミンゴのズシリとくる重量感に感服し、むしろオペレッタの軽やかさでは味わえないだろう凄さに接する、と云うオリエンテーションは、私にとって幸運なスタートだったと感謝しております。これからもどうかよろしくお願いいたします。

井上孝重(S33年法卒)    

2006年8月のオペラ勉強会

KLAオペラ勉強会が芦屋で開催されるようになってから特別に参加させていただき、オペラ鑑賞を一緒に楽しませていただいております。
今回は、ジョルダーノ作曲「アンドレア・シェニエ」。フランス革命の時代、実在した詩人と貴族の娘の純愛と横恋慕する革命家。
一瞬「トスカ」を思わせる筋立てもあり、メロディも何かしら少し似ていると感じさせるところもあります。

登場人物は、歴史上に名を残している人から無名の民衆まで多数にのぼり、演出上の動きが速やかでないと音楽が流れない、準備する衣装も大変な数になる、そんな心配までしてしまうほどです。
演奏は独唱、重唱、合唱とほどよくバランスがとれており、まさにグランド・オペラと言えるでしょう。
そういった意味からするとプッチーニ的(主役主体のオペラが多い)と違って、ヴェルディ的と言えます。

演奏は、リッカルド・シャイー指揮、アンドレア・シェニエ=ホセ・カレーラス、マッダレーナ=エヴァ・マルトン、カルロ・ジェラール=ピエロ・カプチルロ、ミラノ・スカラ座合唱団・管弦楽団で聴きました。
若い時のカレーラスの声と姿にKLAのみなさんうっとりで、青戸先輩の恋人のようなドミンゴの張りのある声にも見向きもしない有様でした。

1955年のマリオ・デル・モナコ、アントニエッタ・ステッラ(美人)によるモノラル映像を一部みましたが、モナコのその歌声はスピントのきいたドラマチコ(劇的テノール)で実際に聴いたならば夜も寝られない興奮におそわれたでしょう。

NHKが幾度も招聘した“リリカ・イタリアーナ”でモナコはレナータ・テバルディと組んで「アンドレア・シェニエ」を演奏しました(1959年頃、確か本邦初演)。白黒テレビ鑑賞でしたが未だに忘れられないオペラの一つです。

次回は何でしょう。11月27日がもう待ち遠しくなるこのごろです。

森田和男(芦屋三田会、ワグネル三田会所属)    

2006年7月のオペラ勉強会
     演目:ミニヨン(フランス コンビニュ市 インペリアル劇場              1992年10月 ジャン・フルネ指揮)
     ミニヨンはゲーテの「ウィルヘルム・マイスターの修行時代」原作     としてアンブロワーズ・トーマの作曲で、
     1866年パリのオペラ・コミック座で初演。

ウィルヘルム・マイスター役は青年貴公子にぴったりの適役でフィリーヌ役も美しく、目も楽しませてくれ、またミニヨン役のクレシル・ヴィニヨンは柔らかい声のソプラノでアリア、二重唱などオペラの醍醐味を味わせてくれました。

原作者ゲーテの若き日は、ウィルヘルム・マイスターそのもの、彼もやさしい性格で、困っている人を助けずにはいられない人だったようです。
彼は、主人公と同じようにうら若き乙女、人妻とたくさんの恋をしていましたが、彼が面倒をみていた孤児の少女を愛人、後に妻とします。
ドイツは暗く寒いと嫌がっていたのに、お気に入りのイタリアに行っても、彼女のいるドイツにすぐ帰るほどだったそうで、この作品はとても興味深かったです。
残りの時間は、1988年の東京文化会館のドミンゴとキャサリン・バトルのコンサートを観せていただきました。
情感たっぷりの演技あり、ダンスありの素晴らしい舞台でした。

当時はキャサリン・バトルの全盛期で、ほっそりと素敵でした。彼女は時間のルーズさからオペラ界から締め出され、かなり肥満になり、今はコンサートでしか観ることができないそうで残念です。
青戸様がオペラ勉強会のためにたくさんの作品の中から、秀逸な作品を選んでくださり、作品にまつわるエピソードの紹介などわかりやすい解説をしてくださるおかげで、わいわいきゃあきゃあ言いながら私たちのミーハー心も満たしつつ、自然にオペラの知識が身につくなんて、なんてハッピーなことでしょう!

樫根様のお宅でスタートしたオペラ勉強会も早や7年になります。青戸様と素敵な仲間に心から感謝いたします。オペラ勉強会、ブラボー!

村田 幸恵    

2006年5月のオペラ勉強会
     演目:椿姫(1853年初演 デュマ・フィス)

今回は1973年、NHKへのカレーラスの初来日の時の椿姫がメインです。
彼は当時、まだ無名でしたが27歳の若さで聴衆を魅了しました。
椿姫はベテラン歌手のレナータ・スコットがすばらしい歌唱力で歌っています。
あとで椿姫の沿革と共に、ロバート・テイラーとグレタ・ガルボの1931年版の映画も見せていただきます。
青戸さんいわく”若い時のドミンゴになんと似ていること!”

小学生の頃から内容を良く理解できないままでも大好きだった小デュマ作の「椿姫」。
そのオペラで、これも是非観たいと思っていた若き日のカレ−ラス主演である。初々しくて逸品であった。
青戸先輩の至れり尽くせりの解説もさることながら、参加16人のメンバ−の物馴れた楽しみ方に感動した。

まず鑑賞前に、人数分の紙皿に持ち寄りのお菓子を分け、それが、するすると紙コップ2ヶずつと美しいナプキンやリボンに飾られた和・洋様々のティ−バックと共に回ってきた。
次にポットが瞬時に回った後にさ-っとスクリーンが下りてきて勉強会に入った。勿論終わった時はス−プ付きのランチとなった。
そして最後に袋が回ってきて机の上のものをその中に整理し、ただ座っているだけで全てが終わり、次回を約束するのだった。
オペラ勉強会も上級編になったので大丈夫かしらと、おずおずと芦屋市民会館に初めて参加させていただいたが、皆様のお陰でとても楽しかった。 

原田綾子    

2006年3月のオペラ勉強会
    演目「ロメオとジュリエット」

今回は皆様よくご存知の”ロメオとジュリエット”(グノー作品)でした。
ロベルト・アラーニャとレオンティーナ・ヴァドゥーヴァの配役はとてもお似合いでした。
歌もいい、顔もいい、おまけは存在感のあるロバート・ロイドのローラン修道士。
見応え充分でした。アラーニャとアラーニャ夫人のアンジェラ・ゲオルギューの共演映像も見ましたが、私的にはヴァドゥーヴァのジュリエットのほうが好きです。

その後でメトロポリタンオペラ百周年ガラコンサートの模様をピックアップして見せて貰いました。
とても豪華な顔ぶれでした。”ロメオとジュリエット”の中の二重唱をアルフレード・クラウスとキャサリン・マルフィターノの二人が歌い、アンナ・トモワ・シントウの”エルナーニ”の中のアリアもよかったー。
ドミンゴもミレッラ・フレーニも素敵だけど、カレーラスは病気になる前だったので顔もふっくらしていてハンサムで歌も素敵!!

皆様も是非一度参加してみて下さい!只々聞いて、見ているだけでも楽しいですよ。
青戸さんの興味深ーい解説付きですからよく分かります。
参加お待ちしていまーす。 

松田淑子    

2006年1月のオペラ勉強会
   演目:「チャルダッシュの女王」(1915年カールマン)

17日のオペラ勉強会は、新春に相応しく軽めで楽しい演目、オペレッタ「チャルダッシュの女王」でした。
幕が上がると、そこはブダペストのヴァラエティ劇場「オルフェウム」。陽気に騒ぐ人々。今宵は、歌姫シルヴァの「さよなら公演」。
華麗に、恋唄を歌いあげる美しいヒロインの登場で、否が応でも期待に胸が膨らみます。
「チャルダッシュの女王」と呼ばれる歌姫シルヴァとオーストリア侯爵の息子エドウィンとの、身分違いの恋物語の始まりです。
両親には内緒で結婚の約束をしたエドウィン、一度は身を引いたシルヴァでしたが、フェリとボニの粋な友情で意外な転回に。
身分違いの恋はハッピーエンドとなるのでした。

青戸先輩がご自身の豊富なコレクションの中から選んでくださったのは、1985年4月のウィーンフォルクスオパーの日本公演。
今では入手できない21年前の貴重な映像です。
最高の見せ場は、第三幕の「ヤイ・ママン」。ジプシー楽団を呼んで、シルヴァとボニとフェリが歌い踊る場面ですが、フェリ役のシャーンドル・ネメットさんの独壇場と言って良いほどの盛り上がりでした。♪ 
ヤイ ママン 〜〜 ♪ ドイツ語の歌を、客席の拍手に応えてハンガリー語で、そして日本語でと何度も歌い、演奏に合わせてのダンスは回を重ねるごとに激しいステップに。
最後は片手でシルヴァを抱いて、フィギュアスケートのペアのようにくるくると回ってピタッときめるのです。
それなのに、全く息も乱れず見事なもの。会場は大拍手。勿論私達も、スクリーンに向かって拍手を送ったのは言うまでもありません。
いつもご自身の確かな目でお奨めの舞台を選んで見せてくださる、青戸先輩の「オペラ勉強会」ならではの醍醐味です。
今年もどんな作品を鑑賞させていただけるのでしょうか。とても楽しみです。どうぞ宜しくお願い致します。

西出晶子    

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