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オペラを楽しむ会(2012年感想) |
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2012年 9月19日 オペラを楽しむ会の感想
オペラの会探検記
9月19日(水)適塾の前に立つ。ハテ、大阪慶應倶楽部は、その前だと聞いたけど...それらしき建物なし。いえいえ本体は目の前のビルの3階、静かな一室にあった。入口に、各関西三田会の写真が貼ってある。すでに十名ほどが、にこやかに談笑。おずおずと、自己紹介する。まあ、どうぞどうぞと、前の席を勧められる。これは、かなり良い「ばらの騎士」だと、先輩がカラヤン指揮のDVDを見せて下さる。正真正銘全くの音痴である私だが、主人曰く、小学生でもよい音楽はわかる。そのとおり。美しい歌声と豪華な舞台装置に圧倒。ソプラノって無理無理、声を出して、キイキイ叫ぶという先入観を打ち砕かれた。何故だか分からないが、言葉とメロディが一体化しており、歌っているのか、話しているのかの区別がつかないほど。小鳥のように美しい声で囀っている。へーえ、良いものっていいなあと、いうのが私の感想。今は、もう本人にお目にかかれない、聞くことができない名歌手エリザベート・シュワルツコップの歌声がカラヤンのまたまた美しいという他の形容詞が見つからない演奏にのる。なるほどと、聞きいる。これは決しておせいじではない。オペラといえば、「カルメン」とか「セビリアの理髪師」しか思い浮かばず、「バラの騎士」って、なあに?という具合だが、、、美貌の中年婦人が年齢の衰えに、悩み苦しみ、若い恋人と若い美女の仲を取り持つといったものである。皆さま、実感するわね、、、切実ね、、、と感想を述べられておられた。大人のオペラなんだ。細かいことは分からないけどれど、今までの公演の中で、これぞというものが見られるのは楽しい。貴重である。
次回は「ナブッコ」???11月28日(水)だそうだ。皆さまも一見の価値があるのでは。
北畑十思子(44年文卒)
2012年 5月29日 オペラを楽しむ会の感想
家を出るときは晴れ、会場に着く頃は大雨、荒れ模様の天候もなんのその、ピリオド奏法(その時代の演奏)ではじまった「コジ・ファン・トゥッテ」(女はみんなこうしたもの)のオペラの世界に引き込まれていきました。
あらすじは至って簡単、二人の姉妹の恋人が戦争に行く(これは貞操を試すための騙し)間に、彼女らが他の男性に心変わりするか男たちが賭けをするが、結局一日で彼女らは心変わりしてしまうという話です。
「愛」に至上価値をおく時代、ワグナーやべートーヴェンなどモーツアルトのこのオペラを酷評したけど、二十世紀になって再評価された作品だそうです。
確かに、変装を見抜けない不自然さやモラルのなさなどを感じましたが、それがかえって滑稽でもあり、また人間臭くもあり、さらに二重唱、三重唱・・六重唱という様々な重唱が繰りひろげられる絶妙さには、すっかり魅了されてしまいました。さすが青戸さんの選曲だけあり、美男美女の若手の有能なオペラ歌手たちが登場し、すばらしい歌唱力でした。
遅れましたが、見せていただいたのはロンドン郊外、貴族の館、グラインドボーンの2006年音楽祭のもので、舞台装置はシンプルですがかえって歌の世界に入り込めました。青戸さんの説明によると、このグラインドボーンは1934年に資産家ジョンがオペラ歌手であった妻のために建てたもので、後に改築されて今の劇場になったということです。あ~あ!それこそが真の愛なんだと思いました。
素適なオペラをどうもありがとうございました。
平越真澄(47年文卒)
2012年3月5日 オペラを楽しむ会へ 青戸さんのコメント
新年はトゥーランドットの華やかなフィナーレで幕を開けて閉じました。
あのトゥーランドットはいつ見ても何回見ても美しく、最高です。
今度は新しくお入りになった方もいらっしゃるので、やはり、名の通ったもの
にした方が良いと思いましたので、リゴレットにしました。
2001年にこのオペラの舞台となった、マントーヴァの劇場で上演されたものです。
昔のものではパバロッティのが、ありますが、
今回のは、前々回カルメンのカウフマンと同時期のテナー、マルセロ・アルバレスが
マントーバ公爵です。
アルバレスはアルゼンチンで20代に実業家として成功していたのですが、
'94経営していた工場を売却してイタリヤへ移住。
すぐ認められて椿姫、リゴレット、ルチア、ボエーム、トスカ、アンドレアシニエな
ど、
メト、ミラノ、ロイヤルと引っ張りだこになった人です。(まあ美形)。
ただ、これは演出が過激になってきた頃のなので、第一幕の城内での乱痴気騒ぎは目
をそむけたくなります。
今回、ドミンゴがリゴレットを歌う版と迷いましたが、
メトのは、何しろドミンゴが性悪の嫌われ者の、
せむしの道化役ではあまりに立派で品が良すぎて全く別のオペラのようです。
近年配信されているだけに、ご覧になった方もいらっしゃることを考え、これはサブ
に一応持参しましょう。
ところで、ヴェルディのこのオペラは美しいメロディが溢れて、
あれかこれか、(娘ジルダの)慕わしき御名、女心の歌、六重唱など楽しんでくださ
いませ。(青戸統子)
2012年 3月5日 オペラを楽しむ会の感想
KLA オペラの会 ドキドキ初参加!
久しぶりに参加したKLAの集いで、出会った同級生のお誘いで「オペラの会」に初参加いたしました。
前々からオペラには興味があったのですが、一人で見に行くのはなんとなく敷居が高いし、どの舞台が初心者向け、などもわからない。かといって、DVDなどを借りて一人で見るというのも小さい子供がいる身では難しい。と、言うわけでお誘いを渡りに船、とばかりに早速2月のオペラの会に初参加。
正式の三田会の会合以外の催しに参加するのは初めてなのでちょっぴりドキドキしながらの参加でした。
演目は「リゴレット」。
粗筋は知っていましたが、舞台を見るのは初めて。
筋だけを追う限り、なんとも陰惨なストーリーなのですが、いざオペラを見てみるととても面白いのが、歌舞伎と似ています。
時折入れられる青戸先輩の解説にも耳を傾けながら、3時間ほどかけてじっくりとオペラを楽しみました。
その後は、青戸先輩のお誕生日のお祝いを兼ねてのお茶会。
オペラの感想から始まって、話題は多岐にわたり、本当に楽しいひと時を過ごさせていただきました。
また是非参加させていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!
安田佳代
2012年1月17日 オペラを楽しむ会の感想
今回の演目は、プッチーニの「トゥーランドット」。
ご連絡があった時、「あっ!荒川静香がフィギュアスケートで金メダルを取った曲だ!」と思い、楽しみにしていました。
3幕からなる豪華絢爛なオペラで、内容に見合う舞台装置はMETでなければ作れず、日本で見るとがっかりするとの青戸先輩のご説明。納得です。
ドミンゴ扮するカラフが「誰も寝てはならぬ」を熱唱し始めた時は、「そうそう、この曲」と思わずうなずいてしまいました。また、1990年にローマのカラカラ浴場で行われた、ドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティという世界3大テナーによる「世紀の競演」も鑑賞させていただきました。愛嬌たっぷりのイタリア人テナーのパヴァロッティが、他の2人のパートも自分で歌ってしまい、残された2人が困っているという、普段はなかなか見ることの出来ない、テレビで言えばNGシーンを見ることが出来、「オペラって面白いな。」と実感しました
。青戸先輩、こういうものもまたご紹介下さいね。
敦賀有子


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