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2020年の活動報告

2020年2月13日のレポート

〔演目〕イタリア映画「The King of Melody」(ヴェルディの生涯) 


 

〈みなさまの感想 ※ご提出順〉


 

・久しぶりにオペラの会に参加させていただきましたが、相変わらず温かく迎えていただき感謝です。今回はヴェルディの生涯の映画を鑑賞。1952年のものとは思えない鮮明な色彩と音声で、そのクオリティの高さにまずは驚きました。私は完全にオペラ初心者ですので、ヴェルディの生涯を追いながら、作品の順番や作曲された背景を総ざらいできたことが何よりでした。また今回は青戸先輩のお誕生日会! いつまでもお元気で、まだまだ私たちにオペラをはじめ様々なことをご指導いただきたいと思います。(Y.K.)
・「マリオ・デル・モナコ」の姿と歌声が収録されており、初めてその声を聴きその姿を見ることができて感激でした。この映像では、今まで「オペラを楽しむ会」で教えていただいた「リゴレット」や「椿姫」など名歌の数々が画面の底流を流れ、「仮面舞踏会」、「イル・トラヴァトーレ」なども含めてヴェルディだけでもたくさんの知識を青戸さまに教えていただいたことを感謝しながら鑑賞しました。この映画はドキュメンタリーだったのですね。実際には事実とは違う点もあるようで、かなりの脚色もあったとは思いますが、それも1953年に作成されてその時代を反映する文化的、政治的な思惑があったのかもしれません。「ナブッコ」の上映場面は、「イタリア統一運動の象徴として全国民の熱狂的な支持を受けていたと信じられているヴェルディ(岡田暁生著2014 『オペラの運命』中公新書)」の一面も描かれていて印象的でした。(H.T)
・これまで青戸様よりベルディの作品をいくつかご指南いただきましたことに続いて、彼の生涯を描いている今回の映画は、人間ヴェルディに近づいてゆく第一歩となりました。映画の中で、「ナブッコ」がスカラ座で上演された時の観客の熱狂ぶりが印象的です。旧約聖書に出てくるバビロンの捕囚をもとにした作品だそうですが、その中で歌われる合唱「行け、思いよ、黄金の翼に乗って」がイタリアの国家統一運動のシンボルともなったそうで、人々に大切に歌い継がれていることも興味深いです。「ナブッコ」も観る機会があればいいなと思っています。(K.N)


2020年2月13日 オペラを楽しむ会への青戸さんのご案内